APIについて、基本的なところを解説します! これだけはマストで抑えてください。
APIの概要
APIとはApplication Programming Interfaceの略。 異なるシステム同士が通信するための手段。
リクエストとレスポンス
API通信は、クライアントからサーバーへのリクエストと、サーバーからクライアントへのレスポンスという2つで構成される。
リクエスト
クライアント → サーバーへ。 データの取得や処理などをお願いする。通信する際に、必要な値を渡すことができる。
レスポンス
サーバー → クライアントへ。 サーバーはクライアントからリクエストを受け取ったら、処理結果やエラーメッセージなどを返却する。
リクエストメソッド
リクエストメソッドは、クライアントがサーバーに対して、どのような操作を実行したいかを示すために使用される。 代表的なリクエストメソッドは以下の通り
- GET: サーバーからデータを取得
- POST: サーバーにデータを送信
- PUT: サーバー上のデータを更新
- DELETE: サーバー上のデータを削除
リクエストメソッドに沿った処理を行うAPIはRESTful API とも呼ばれる。 https://pwe-tech.com/post/openapi-swagger/
ヘッダー
ヘッダーは、リクエストやレスポンスに含まれる追加情報。 認証情報、データ形式、キャッシュ制御など、様々な情報がヘッダーに含まれる。
ステータスコード
ステータスコードは、サーバーからの応答状況を示す。
覚えておきたいステータスコード
200系
成功
200 OK
201 Created
300系
別ページに遷移した
301 Moved Permanently
302 Found
locationヘッダーで別ページに遷移したとき
400系
リクエストがおかしい
400 Bad Request
リクエストパラメータが不正
401 Unauthorized
認証情報が不正
403 Forbidden
アクセス権限なし(認可不足)
404 Not Found
ページが見つからない
500系
サーバーエラー
500 Internal Server Error
サーバー側がシステムエラー(バグ)
502 Bad Gateway
サーバーがダウンしてるかも?ネットワークに問題がありそう
504 Gateway Timeout
サーバーからの応答がない。ネットワークに問題がありそう