配列 (Array)
特徴
- 同じ型の要素
- 可変長
- インデックスアクセス
ex)
let numbers: number[] = [1, 2, 3];
let strings: string[] = ["apple", "banana", "cherry"];
// 配列追加できる
numbers.push(5); // [1, 2, 3, 4, 5]
// インデックスアクセス
let firstNumber = numbers[0]; // 1
タプル (Tuple)
特徴
- 異なる型の要素
- 固定長
- 順序と型が固定
let person: [string, number] = ["john", 20];
let name = person[0]; // "Alice"
let age = person[1]; // 25
// タプルの要素の変更
person[1] = 26; // ["Alice", 26]
// 長さや型を変更しようとするとエラー
// person[2] = "Developer"; // エラー: 型 'undefined' を型 'string' に割り当てることはできません。
// person = ["Bob", "Developer"]; // エラー: 型 'string' を型 'number' に割り当てることはできません。
配列とタプルの違い
- 要素の型の統一性
- 配列: 同じ型の要素のみを格納できる。
- タプル: 異なる型の要素を格納できる。
-
長さの固定:
- 配列: 長さが動的に変わる。
- タプル: 長さが固定されている。
-
要素の型の厳密性:
- 配列: 要素の型は統一されているため、柔軟性がある。
- タプル: 要素の型と順序が固定されているため、厳密に管理される。
-
主な用途:
- 配列: 同じ型のデータをまとめて扱いたい場合に使用。
- タプル: 異なる型のデータをまとめて1つの単位として扱いたい場合に使用。